認知症の徘徊対策
日本は高齢化社会で高齢者が増えている。高齢者が増えるということは、とうぜん認知症も増える。
理由は、認知症の6割から7割を占めるアルツハイマー型認知症。脳みそにアミロイドβ(ベータ)が溜まると発症する。
そして、アミロイドβは20代から脳に溜まり始めている。25年前からアルツハイマー病の芽は生えているわけだ。
少し脱線した。認知症になると、徘徊(はいかい)が始まることがある。目を離すと、いつのまにか家を出て、隣の県で発見されたりする。
認知症の徘徊対策について。
家族は心配だし、事故にでもあったら損害賠償もありえる。じっさい、JRの線路に入り込んで死亡した認知症男性の家族に損害賠償の裁判がおきた。今回は、遺族に損害賠償はなかったが、これから同様の裁判が起こる可能性は高い。
そこで認知症の徘徊対策をしよう。これは家族がしなければならない。
・部屋やドアにセンサーをつける
・持ち物や靴にGPS発信機をつける
・服に名前や住所を書く
・警察や関係各所に相談をしておく
など、できることはいくらでもある。そして効果の高いのはセンサーとGPS発信機だ。
日本人の高齢者の半分がなると言われている認知症。その予防、そして徘徊対策。人ごとではない。
以上、認知症の徘徊対策についてでした。